ブルース・リー「考えるな!感じろ!それは月を指差すようなものだ。指を見てちゃ栄光はつかめない!」
「真実は言葉とは何の関係もない。
真実は空に見える明るい月に例えることができます。
言葉は、この場合には、指に例えることができます。
指は月の位置を指すことはできますが、大事なのは指ではありません。
指にこだわっていては月を見ることはできません。真実にたどり着くには指を越えてその先の月を見なさい。」
指を見ていても、月は見えない。
真実を見据えれば、言葉がわからずとも真実にたどり着ける。
これは私の解釈では、言葉はそれの真性を表すことは出来ない
言葉はそれ自体を指すものにあらず
真理は言葉で言い表すことが出来ないもっと深淵な何か
それは感じる他ないという意味だと思います
例えば武道をやった事のない人に、その素晴らしさ大変さを伝えようとして
いくら言葉でそれを表現したところで実際の体験に勝ることはないわけです
実際にそれをやって体感する他、その深さや面白さ大変さ
型の美しさや組手の痛み精神的な駆け引きなどのリアリティーは解らないのです
それはビジネスでも実務経験に勝る成長が無いのと同じです
やれば解る!
もっと面白い例えをすると
指=思考
月=真実在
本当の自分を知ろうと思考をいくら働かせたところで
その実在は掴めない
その指を見ることをやめる=思考を停止する
すると本当の実在の姿が現れる
思考は月に掛かった雲のようなもの
幻想の覆いを剥ぎ取れば本当の姿が見えてくる
そこにこそあなたの本当に求めていた「何か」があるのかも・・・
ちなみにリー先生と弟子のこの後のやりとりで
「敵から目をそらすな!いかなる時も」は
敵=思考
敵は汝の内にしかいない、常に自分を俯瞰し自己認識を怠るなという意味だと思います
今日もありがとうございます
皆の幸福と健康、そして繁栄を願ってます
ではまた~(^ν^)/