こんにちは。マツケンです。
2週間ぶりの投稿ですので気合を入れていきます!!
今回は、前回の文明病に関係する“腸内環境”についてのお話です。
【腸内環境とは?】
腸は、”第2の脳”(人によって腸が第1の脳という人もいる)と言われており、脳とも密接に関わりを持ちます(脳腸相関)。
また幸福ホルモンであるセロトニンの90%は腸内で分泌されることが報告されています。
【腸内細菌とは?】
腸内環境は腸内細菌の働きにより、守られています。
<主な腸内細菌の役割>
・ビタミンBやビタミンKの合成
・栄養の吸収の補助
・食物繊維を分解してエネルギー産生
・脂肪酸を生成して腸壁を保護する
・外敵との戦い(免疫作用)
この重要な腸内細菌ですが、最近の文明の発達(食事の欧米化・衛生環境の発達・医療の
進歩)により腸内細菌の量が激減し、腸内環境が変化してきていると報告されています。
そんな腸内環境の変化で起きる病気が“リーキーガット症候群”です。
簡単に説明すると、腸内の腸壁に穴が空き、腸のバリア機能が破れた状態です。
空いた穴から未消化物や毒素などの有害物質が血管内に侵入し、体は免疫機能を使用し、
炎症により体を有害物質から守ろうとします。それが慢性的な炎症に繋がります。
リーキーガット症候群の主な症状は、アレルギー反応や認知面の低下などがあげられます
が、一番危険なのが、“疲れやすさ”です。
寝ても取れない疲れなどは、もしかしたら“リーキーガット症候群”による影響かもしれません!!
そのまま放置しておくと、慢性的な炎症により血管などが傷つき“脳梗塞”や“心筋梗塞”などに
繋がる可能性もあります。
【腸内環境を整える方法】
1. 腸内細菌と仲良くする
・抗生物質を無闇に使わない
・抗菌グッズや細菌グッズを過度に使いすぎない
・空気を綺麗に保つ
2. 腸内細菌をもてなす
・発酵食品:納豆・ヨーグルト・キムチなどを摂取する
・プロバイオティクス(腸内細菌を異様したサプリ)
・食物繊維:野菜・フルーツ(ゴボウ・寒天・海藻・キノコ類・オクラ・リンゴがオススメ)食事での摂取が難しい場合は、サプリで代用