こんにちわ
内野です
夏祭りの季節ですね
夏になると毎年思い出す
小話があるんです
僕の知り合いの話しです
知り合い A 『金魚すくいの「すくい」って何だか知ってる?』
すくい???
B 『あの「すくい」じゃないの?』
A『どの「すくい」?』
やっぱりトンチの匂いがプンプンするなぁ~。
B『漢字が思い浮かばないけど、水をすくうの「すくい」じゃないの?』
A 『残念だなぁ~金魚を全然すくえてない』
なるほど!わかったけど、のっかっとくか!
B『そんな事ないよ、下手は下手なりに1匹や2匹はすくえてるよ』
A『上手いとか下手とかの問題じゃない、気持ちの問題!だから1匹2匹しかすくえないんだよ』
やっぱり!
A『金魚すくいの「すくい」は「レスキュー」』
やっぱり、この友人が好きだ!
B『となるとやっぱり全然結果は違の???』
どうなるの?どうなるの?
A 『全然違う。全然。ビニール袋が金魚でいっぱいになるよ』
すごい!!!
B『本当???』
A『あの金魚見て可哀想だと思わないの?』
あっ、トンチとかじゃなくて、本気だ。。。わかったと思ったけどわかったのは字面だけだった。。。
B『思うけど…』
A 『助けてって声が聞こえないの?』
ごめん。本当にごめん。
B『すいません、聞こえてたけど…』
A 『残念って言った意味わかった?』
わかった。痛いほどわかった。
B『はい』
A 『これから金魚すくいする時は、
金魚をすくうのを楽しむんじゃなくて、金魚の天寿を全うするまでお世話させて頂く覚悟で、ちゃんと金魚をレスキューする気持ちでやりな。そうすれば、金魚は助けてくれって集まってくるよ』
本当にすごいなこの人。
実際この友達は家に鯉ほどの大きさの金魚がうようよ。
これって金魚すくいだけの話じゃないですよね?